統括医長の挨拶

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統括医長 牛木 淳人

今年度統括医長を拝命いたしました。至らない点も多々ありますが、よろしくお願い申し上げます。

当教室の今年度の陣容ですが、教授1名、准教授1名、講師2名、助教2名、診療助教1名のスタッフと、医局員14名(医員3名、大学院生2名、社会人大学院生7名、内科専攻医2名です)。今年度から開始となりました新しい内科専門医制度に基づく内科専攻医として近藤梓先生が諏訪赤十字病院より、平林太郎先生が長野赤十字病院より入局してくれました。

当教室は大学医学部の一教室ですので、診療・研究・教育が3本の柱となります。詳細は診療案内、研修案内等に記載がありますが、この場で概略を述べさせていただきます。

外来診療は漆畑一寿外来医長を中心に月曜から金曜まで行っています。新患は予約がなくとも受診可能ですが、かかりつけ医の方に予約をとっていただき、紹介状を持参していただいたほうが、待ち時間は短く済みます。再診は基本的に予約制ですが、急な体調不良の場合はその限りではありませんので、まずは外来へご一報ください。呼吸器・感染症・アレルギー内科の扱う疾患は多岐にわたりますが、当科では多くの専門外来を構えず、全ての外来担当医が呼吸器・感染症・アレルギー疾患の診療を行っています。そのため来院される患者さんに曜日による不都合や不利益が生じない体制となっています。また各医師専門外来として、水曜午後に禁煙外来(完全予約制)、火曜日に睡眠時無呼吸症候群の専門外来、金曜日午後に登山者検診外来を行っています。また病状の安定した方は紹介元や近隣の医療機関へ紹介させていただく病病連携や病診連携を積極的に行っております。

病棟診療は立石一成病棟医長、北口良晃ベッド係を中心に行っています。当院の東6階病棟は呼吸器センターとして運用し、呼吸器外科とも連携をとりながら、診療を行っています。患者一人に対して医員1~2名が主治医となり、専攻医、研修医も主治医の一人として診療に責任をもってあたっていただきます。診療方針は主治医で検討をしますが、最終的な承認は定期的に行われる当科のカンファレンスで行い、診療科全体で患者さんの診療にあたっています。カンファレンスでは若手医師、スタッフ全体で意見が交わされ、活発な議論が行われています。

研究に関しては、肺高血圧症、高地肺水腫、COPD、喘息、IgG4関連肺疾患、気管支鏡、肺非結核性抗酸菌症、日和見感染症、薬剤性肺障害、睡眠時無呼吸症候群、肺癌・胸部腫瘍、間質性肺疾患、急性肺損傷など様々な分野で行っております。当科のスタッフの専門領域は皆異なり、大学院生は幅広い呼吸器・感染症・アレルギー領域の中で自分の興味のある領域を研究することができます。また、教室内に細胞、細菌培養、分子生物学(遺伝子、蛋白研究)が行える設備を備えており、基礎研究から臨床研究まで広く対応できるのも当科の特徴と考えています。さらに研究テーマによっては本学の他の教室と連携し、研究を行うこともあります。

教育に関しては、屋根瓦式を中心とした学生教育、研修医教育、専攻医の教育を行っています。教科書や論文の知識などを鵜呑みにするのではなく、それら文献的知識を吸収した上で、自分の頭を使って、論理的に考えられるような医師になっていただきたいと思っています。大学病院の特性上、受け持ち患者の数は市中病院より少ないかもしれませんが、重症例は多いと思います。そのような症例をじっくり自分の頭で考えて診療にあたっていくことは、今後の医師人生においてかけがえのない知識になると思います。

上記のように当教室では診療、研究、教育いずれの機会においても医局員一人一人が主体的に関わっていきます。当教室にご興味が少しでもおありの先生がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください(統括医長宛)。一緒に勉強しましょう!

統括医長  牛木 淳人