APSR2023に参加しました
2023.11.16-11.19
シンガポール国際展示場で開催されたAPSR2023に参加し、ポスター発表を行いました。4月から大学院生として再入職後に国際学会への参加を頂き、心より感謝を申し上げます。APSRは2017年に参加させて頂き、いつかは国際学会での発表をと思っておりましたが(6年前にも参加記を書きましたが、6年前の私もそう言っていました)、6年越しに願いが成就し、非常に嬉しく思いました。
残念ながら発表前に胃腸炎に見舞われましたが、同行頂いた矢崎先生の温かいサポートのおかげで無事に発表を完遂することができました。発表内容はデュピルマブ投与後に1型糖尿病を発症した世界で2例目の症例について1例目と比較しながら考察を行った形です。拙い英語でしたが、多数ご質問を頂き有意義な議論が出来た喜びは大きいものでした。
また、今回の学会では、様々な国から集まった研究者たちとの交流も深めることができ、私の研究に対する新たな視点を得ることができました。また、他の研究者の発表から刺激を受け、今後の研究活動に役立つ知見を多く得ることができたと感じています。
胃腸炎のため東南アジア圏特有の香草!スパイス!ニンニク!アブラ!な料理はあまり食べられませんでした。現地にはセブンイレブンが多くあり、市販の胃腸薬やスポーツドリンク(写真の100plusは日本でも売れるくらい美味しかったです。単に脱水状態だったからかもしれませんが。)を飲みつつシンガポールチキンライスとラクサをなんとか食べてきました。多少具合が悪くても美味しく感じたので皆様もお立ち寄りの際は是非お召し上がり下さい。何故か日本の有名ラーメン店(豚骨ラーメン)のお店が多くあり、これまた何故か山頭火シンガポール店でラーメンを食べたり、かの有名なラッフルズホテル…の横にあるカフェでシンガポール・スリングを飲んだり(案の定、翌日下痢は悪化しました。何で飲んだんでしょうね。)、火災報知器が2回も鳴り強制的に叩き起こされる羽目になったり、マーライオンを見に行ったはいいものの、改修工事をしていて代わりに人生に疲れた顔のミニマーライオンが設置されていたりなど、話題に事欠かない4日間でした。
花岡教授を始め、貴重な経験をさせて頂いた医局の先生方や渡航の調整等に尽力頂いた谷口様、岡田様、症例の診療につきご尽力頂いた依田窪病院の倉澤先生等、APSR2023の参加にご助力頂いた全ての方々に心より感謝申し上げます。
正村 寿山