働き方改革と呼吸器内科

医師も働き方の見直し、働き方改革が浸透してきていると思います。信州大学医学部附属病院も近年ずいぶん変わってきた印象です。私が医師になったのは2011年ですが、そのときと比べても、不十分な部分はあるにせよ、医師の負担は徐々に減っているのではないかと思います。要因としては、医師数の増加や社会や医療者の意識の変化等あると思います。

呼吸器内科も、全体としては以前よりは良くなってきているのではと思います。

しかし、診療科による医師数の偏在はまだあります。今後飽和する科もでてくるかもしれません。一方で呼吸器内科の医師数は十分ではありません。患者さんの多さの割には不足しています。今後も呼吸器内科の需要は多くなっていくと思います。

呼吸器内科に興味がある学生、研修医の先生は是非検討してみてください。

(厚生労働省のホームぺージ:令和2(2020)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況より抜粋)

生山裕一

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