目の前のことをこつこつと
初めまして。後期研修医1年目の安宅拓磨です。奨学金の関係で僻地勤務が決まっているなか、今年は専門研修のため、特別にこちらに派遣していただきました。
初めての大組織、初めての医局、初めてのオーダーの数々と、カルチャーショックは大きいのですが、医局の先生方にご指導と、スタッフの皆様・患者様方のご支援に支えられ、なんとか業務を行っております。本当に皆様、ありがとうございます。
僻地勤務といえば、ある程度のことは何でも自分でできなければなりません。
とはいえ、医療は医者一人ではできないものです。
患者さんがいて、コメディカルスタッフがいて、薬や材料を作る人・運ぶ人、インフラや制度を作る人、病気にならないように環境を整える人、健康の大切さを伝えてくれる人、そして人々が安心して暮らせるようにしてくれる様々な人…etc なんて、どこまでも広がります。ってそりゃ、社会の縮図かも。広げすぎ?
大事なのは、自分がどこでどんな役割を持てるか。実はつながっている人たちとの、共同作業をどこまで意識できるか。
だからこそ、イマココの診療を一つ一つ積み上げて、つながりとは遠く見えるところまで、ひろ―い意味で「医療」を届けたいと思うのです。
なんて、ゆくゆくは極地にまで行きたいと思いながら。
まずは基礎となる研鑽を、基礎となる街の中で、積んでまいります。
まだまだ至らぬところが目立ちますが、はやく十分にお役に立てるよう、精いっぱい学んでまいりますので、今後ともどうぞ、よろしくお願いいたします。
安宅拓磨
P.S.
毎日、先生方をはじめたくさん素敵な方々にご指摘をいただけて、ありがたい限りです。(赴任できてよかった、と思っています。)