ERS2019に参加しました

9月28日-10月2日にかけてスペイン・マドリードで開催されたERS2019に参加してきました。当教室からは花岡教授と私、田中美帆先生の3名で参加しました。
私自身はアジア圏から外へ旅行するのが初めてで、長距離の飛行機搭乗が想像以上にストレスフルでしたが、何とかスペインへたどり着くことができました。
私の発表は現地の9月29日に、『Evaluation of respiratory airway impedance in patients with OSA during awakening.』のタイトルで、昨年の呼吸器学会で発表したものと同じテーマをポスターへまとめて発表させていただきました。リスニング・スピーチとも英語力が誠に低い私ですが、coordinatorの先生方が温かく説明を聞いてくださり、また睡眠時無呼吸症候群の重症度を簡便に予測できる可能性について評価してくださいました。
会場は非常に広い規模で、一部のセッションしか参加することができませんでしたが、その範囲の中では間欠的な低酸素状態の身体的影響や疾患予後などについて報告した発表が多かったのが印象的でした。また、ポスターセッションでは日常診療におけるささいな手技について発表したものなどもあり、明日からの診療に応用できるのではないかと参考になりました。
学会参加の合間には、セゴビア・トレドといういずれも世界遺産に指定された街を観光しました。日本語のできるツアーガイドのかたに歴史の解説をいただき、写真でしか見たことのないような街並みを歩くことができ、見分を広めることができました。
また、世界的な強豪サッカーチームである、レアル・マドリードの試合を観戦することもできました。試合前の街中で目撃した相手側のサポーターの勢いがすさまじく、図らずも本場の熱気を感じることができました。
現地で指導いただいた花岡教授、普段から研究内容をご指導いただいている漆畑先生、英文チェックいただいた雲登卓瑪先生、観光手配や旅行のアシストをしてくれた田中先生、留守中フォローいただいた皆様も含めて、誠にありがとうございました。

町田良亮

発表ポスター

町田良亮2019ERSposter-final
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