ATS 2018 San Diego に参加して

大学院生の小松です。
4月より大学附属病院で働いております。今後ともよろしくお願いします。

まだ大学に慣れていない中ではありますが、5月19日から25日にかけてアメリカ San Diegoで行われたATS 2018に参加してきました。
当教室からは、山本洋先生、安尾将法先生、山中美和先生(松代病院)および私の4人で参加しました。

5月20日に『The FDG-PET features of IgG4-related disease with bilateral hilar lymphadenopathy : A comparison with Sarcoidosis(邦題:BHLを伴うIgG4関連疾患におけるPDG-PETの特徴:サルコイドーシスとの比較)』の演題でポスター発表をさせていただきました。山本先生の指導の下、2014年の呼吸器学会総会で発表した内容を、小沢先生に症例集積・解析を追加いただき、今回につながりました。
興味をもっていただいた方から質問をいただきました。私の拙い英語ではありましたが、理解いただいたのか面白いといっていただきました。

ポスター発表以外では、多くのsessionで話を聞きました。特に印象を受けたのは間質性肺炎で有名なRaghu先生の話を拝聴させていただいたことです。また、IMPACT studyの影響もあり、COPDに対するICSの意義についての議論が行われていました。どのsessionにおいても満席で、質問が多く飛び交う非常に活発な学会でした。

San Diegoはアメリカ西海岸に位置します。学会中は残念ながら曇り空が多く、少し肌寒い気候でした。学会の合間には、ラホヤ(La Jolla)へと足を延ばし、野生のアザラシを間近でみることができました。

自身としては2015年のATSに続いて、2回目の国際学会の参加となりました。世界で行われている研究の多様性を感じる一方、自分の英語力の低さを痛感しました。今回の学会で受けた刺激を、次回の国際学会に繋げられればと思います。

指導をいただいた山本先生、旅行の手配をコーディネイトしていただいた安尾先生、旅行を盛り上げていただいた山中先生、ATS参加で不在の間にご迷惑をおかけした医局の先生方のおかげで今回の出張があり、感謝しております。ありがとうございました。

小松 雅宙

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