ノヤンさんを迎えて
11月から12月にかけての1ヵ月間、中国の青海省から留学生のノヤンさんが当科にいらっしゃっていました。
加藤あかね先生が中心になり、病棟業務や精密肺機能検査、気管支鏡検査などを見学していただきました。とても熱心にいろいろと質問したりしながら見学されていました。1ヵ月ですっかり医局にもなじんでいたように感じました。
私も何度か病棟回診など一緒にすることがあり、数少ないボキャブラリーと、ジェスチャーで何とか伝えるといった感じでしたが、ノヤンさんも一生懸命理解してくれようとし、また、中国の方なので漢字で通じる部分があり、その点は親近感がわきました。
ちょうどACOについて新しくガイドラインが出たので、一緒に読んでみましたが、日本語のガイドラインも、漢字や数値でだいたい理解できるようでした。
「日本は日本語での書籍もたくさんあるし、ガイドラインなども日本語で作成されているけど、中国は英語で勉強しないとついていけないから」と励ましてくれましたが、やはり英語は必要だなと実感しました。
私生活については、出身のチベットのことや、新婚ほやほやのご主人のこともお話してくれました。チベットの写真も見せていただき、自然豊かでとてもきれいなところだなと思いました。(そして何よりご主人はとってもイケメンでした♪)
週末はコンサートに出かけたり、大阪・京都方面に旅行も行かれたりしたようです。
日本を楽しんでいただけていたらといいなと思います。
上野 史香