第4回アジア・太平洋登山医学会/第37回日本登山医学会を開催しました②

2017年6月3日(土)~6月4日(土)に長野県松本市のキッセイ文化ホールで、当教室教授の花岡正幸が会長となり第4回アジア・太平洋登山医学会/第37回日本登山医学会を開催しました。

学術集会中に行われた日本登山医学会総会内で当教室の加藤あかねが第37回日本登山医学会奨励賞を受賞しました。加藤先生、おめでとうございます。

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6月3日の夜には合同懇親会が行われ、学会参加者で大変な賑わいでした。国内外の第一人者である先生方と直接お話しできる非常に貴重な会でした。

6月4日にはシンポジウム「スポーツクライミングを支える医科学」が行われました。シンポジストは尾形好雄先生、川原貴先生、飛松好子先生、西谷善子先生、六角智之先生の5名です。スポーツクライミングは2020年の東京オリンピックの正式競技となりました。この競技における日本人の活躍はめざましく、同オリンピックでのメダル獲得が期待されています。登山医学会でシンポジウムでスポーツクライミングを取り上げるのは初めてでしたが、多くの聴衆が参加し、注目度の高さがうかがえました。

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さらに同日特別講演「High-altitude training」が行われ、演者はTatiana Serebrovska先生(ウクライナ)と山本正嘉先生(日本)の2名でした。高地トレーニングも東京オリンピックを見据えて注目されている領域です。お二人の先生が運動生理学などの最新の研究データをもとに、講演いただきました。

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牛木 淳人

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