第22回内科学会専門医部会会議に出席してきました。

内科学会専門医部会信越支部代表として、内科学会本部(東京都文京区本郷)で2016年7月5日(火)の午後5時~7時に開催された第22回内科学会専門医部会会議に出席してきました。年に何回か内科学会本部で開催される会議への出席が、専門医部会支部部会会長には義務付けられます。内科学会本会理事からは東京医科歯科大学教授の磯部光章先生(元信州大学第一内科助教授)も出席されていました。会議では、現在の各支部の状況と今後の専門医部会のあり方についてなどが検討されました。会議の報告は以上です。

“次は君が副会長の順番だよ!”と、いきなり前会長の松田先生からメールが届いたとのが約3年前のことです。まさに、青天の霹靂でした。その後信越支部部会副会長となって2年が経過し、気がつけば自動的に会長になっていました。会長の任期は2年と規定されています。内科学会信越支部は新潟、長野の2県からなる小さな支部で、慣習的に会長は新潟と長野が2年ずつ交代で務めてきました。副会長になった者は、2年が経過すると自動的に会長に昇進します。という経過で、2016年1月から専門医部会信越支部部会会長を拝命しております。組織作りがしっかりされていないことを内科学会本部から指導されたため、専門医部会信越支部細則を作成し、支部運営委員会(信州大学から5名、新潟大学から7名のメンバー)を立ち上げました。2016年6月の地方会の日に初めての運営委員会メンバーの顔合わせをし、この細則の承認を受け、無事に施行に至っています。今後はその中から会長や副会長が産まれてくることになり、今までのような“会長と副会長以外は他人事”といった状況と比べると大きな進歩だと思っています。専門医部会信越支部の今後の活躍に期待したいところです。

会長、副会長の仕事は今のところ、主に自分の所属する県で開催される内科学会地方会の際に開催される専門医部会セミナーの企画です。従って、4年間連続してセミナーの企画を考えることになります。これまではランチョン形式のセミナーを行ってきましたが、2016年6月の開催からランチョン形式が困難となりました。さらに、専門医部会セミナーは講演会形式ではなくCPCが望ましいという指導が本部から入りました。そのような経過から、次に開催される第139回信越地方会と同時開催の専門医部会セミナー(2016年10月28日、信州大学外来棟4階)では総合内科専門医でもある信州大学医学部病態解析学教室の本田孝行教授の協力を仰ぎ、RCPC+CPCを企画しました。病理診断は上原 剛先生、画像診断には川上 聡先生にお願いしました。第139回信越地方会は当科が主管、花岡正幸教授が会長でもあるため、地方会に少しでも華を添えられればと思っています。

いつも合同カンファレンスを行っている信州大学の呼吸器内科、放射線科、臨床検査部・病理科のメンバーが繰り広げるRCPC+CPCであり、総合内科専門医の先生はもちろん、内科認定医の先生、研修医の方や学生さんにも興味を持っていただける内容になると思います。是非、皆様の御参加をお待ちしております。症例は…これから、本田先生と上原先生がじっくり選んでくれるはずです。

山本 洋

内科学会

一覧へ戻る