呼吸器学会に参加して

今年の呼吸器学会は東京開催もあってかなり人が多かったです。また、海外からも著明な先生が多くいらしており、いつもにもまして国際色が強かった気がします。

そのなかで、やはり進歩が早いなぁと感じたのは肺癌の治療法、とくに分子標的薬に関する報告が多く見られました。今はまだ腺癌に関するものがほとんどですが、今後他の癌腫に対しても新薬が出てきてくれなかと、と感じた学会でした。

今回のオドロキという点で言えば、企業展示にdysonが出ていたことでしょうか。いろいろな企業が医療分野に様々な形でアピールしてきているんだなぁというのがもう一つの印象でした。

医局員 小林信光 記

医学部第一内科

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