ATSに参加して 最終回
5月21日、あっという間に帰国の日を迎えました。デンバー国際空港に移動し、出発が1時間以上遅れましたが、ユナイテッド航空139便で帰国の途につきました。翌22日に成田空港に到着した時、無事日本にたどり着いた安堵感、発表を終えた達成感、また明日から始まる日常生活に対する不安感が混ざり複雑な気分でした。また毎度のことながら世界を前にすると自分がいかに無力であるか感じ、反省させられました。こんな気分になれるのは国際学会ならではと思いますし、明日への糧となります。
私にとってデンバーは懐かしい土地ですが、感傷にひたるだけではなく、今後も現在進行形で思い出を作っていきたいです。今後も研究を続け演題を出したいと思います。私は、国際学会および留学は勉強するだけでなく楽しむことも大事だと思っているのですが、今回同行していただいた皆様のおかげでとても楽しい時間を過ごすことができました。リーダーシップを発揮し旅行の手配を極めて迅速に進めていただいた安尾先生、現地でのコーディネイトを積極的にしていただいた堀内先生、発表した研究についてご助言をいただき発表当日も見守っていただいた藤本教授をはじめ皆様に感謝したいと思います。また出張中にご迷惑をおかけした医局の皆様方、関連病院の皆様方に一同を代表して謝意を表したいと思います。ありがとうございました。
信州大学内科学第一教室 北口良晃