常念診療所に行ってきました
8月8日から9日にかけて信州大学医学部常念診療所にボランティアとして参加した。私のほか、山口伸二先生(やまぐちクリニック院長、信州大学第一内科OB)、鎌倉雅人先生、茅野周治先生、半田秀雄先生、横沢翔子先生(以上初期研修医1年目)、江刺隆樹君(医学部山岳部3年生)、千村純君、野上豊君(以上同2年生)、左右田一宏君(同1年生)、そして花岡大地(高校1年生、私の長男)が参加し、蝶ヶ岳診療所から名古屋市立大学医学部3年生の中島君も視察に来所し、総勢12名のにぎやかな診療所となった。
私にとって2年ぶりの常念であったが、好天と楽しいメンバーに恵まれ、最高の山行であった。膝と腰に不安を抱えていたが、今回も登り4時間、下り3時間と何とか目標タイムをクリアできた。
それにしても、私以外に医師が5名もいる贅沢な診療所は初めてであり、大変リラックスさせてもらった。週末のため患者数はやや多かったが、皆さん軽症で事なきを得た。思うに山岳診療所とは究極のプライマリーケアだと思う。地域医療の一環として、何とか初期研修プログラムに組み込むことはできないだろうか。登山の苦労以上に得られるものは大きい筈である。今回も酒を酌み交わしながら深夜まで語り合い、満点の星空を眺め心の洗濯ができた。
週明けで普通の勤務に戻った今、下肢の筋肉痛で、歩行がままならない。いつものことではあるが、日頃の運動不足を痛感している。
花岡 正幸