第4回 Respiratory Medicine Workshop

2017年2月3日に、アステラス製薬株式会社、アストラゼネカ株式会社共催のもと、COPD、喘息患者の講演会がありました。

聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院リハビリテーション部 松嶋 真哉先生、奈良教育大学教育学部保健体育講座運動生理学研究室 特任准教授 高木 祐介先生にご公演いただきました。今回はコメディカルの先生方の講演とあって、普段の講演会では見かけない人数の方が講演に参加されました。

松嶋先生の講演で、普段の診療では、COPDや、間質性肺炎のリハビリテーションはPT、OT、STの方にお任せしてしまっていることがあって、先生の講義を伺って、こんな計測器があるんだなあ、など恥ずかしながら知らないことが多かったです。非常に誠実な話しぶりで、コメディカルからの多数の質問がありました。運動耐容能、身体活動性については、内科の専門医の試験で出たような、、、の知識でしたが、先生方との懇親会で、花岡先生から加藤は、運動耐容能はあるが身体活動性が低いと言われて、さらに実感されたところでした。

高木先生は、ご自分の喘息体験などの具体的な症例から、登山における喘息発作を研究レベルまで持って行かれている過程をわかりやすく解説されていました。先生がすごいのは、そういった学問を突き詰めるところだけでなく、どこの蕎麦屋がおいしいとか、長野に住んでかれこれ10年以上の自分よりも詳しいことでした。近日開催されます第4回アジア・太平洋登山医学会学術集会(松本市キッセイ文化ホール)にもいらっしゃるとのことで、またお会いできるのが楽しみです。

また、座長の保健学科 公人先生とも普段の保健学科の様子を伺うことができてよかったです。お二人の先生方にはまた是非松本に来ていただきたいです。よろしくお願い致します。

グラフィックス1

前列向かって左より、松嶋先生、高木先生、百瀬先生、後列右端は研修医の小池先生、中央は市川先生が懇親会に参加してくださいました。

加藤あかね

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