呼吸器内科をアドクリで回って

感染症や内科の基本疾患を学びたいと考え呼吸器内科を希望しました。しかし、最初に担当させていただいた症例は「再発性多発性軟骨炎」という講義で学んだことがない疾患でした。当初は知らないことばかりでしたが、疾患や鑑別疾患、治療法などを調べていくうちに、感染症、アレルギー性疾患、膠原病などを含め多岐にわたって知識を身につけることができたと思います。また治療に伴う症状の変化や副作用について、時期と症状の関係や症状の評価方法を自分なりに文献を調べて指導医に質問することや、実際に患者さんを診察することで学ぶことができました。検査について患者さんから質問されることもあり、生理学の教科書をひっぱりだして勉強していくこともしばしばで、先生方からも患者さんからも教えていただいた一ヶ月でした。グループに関係なく熱心にご指導いただき本当にありがとうございました。

栗原 重和;東京都小金井市出身

市山崇史

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