登山医学会に参加して

かなりおそくなりましたが、今年平成27年5月末に香川県高松市で登山医学会に参加して参りました。

登山医学会は文字通り登山医学を扱う学会です。信州大学は北アルプスの麓に存在し、これまで多くの高山病患者の治療を行ってきています。また、当科ではこれまで高山病の最重症型である高地肺水腫についても治療を行ってきました。

今回、私は高地肺水腫発症に関する遺伝学的研究結果の発表をさせていただきました。 今後もこの分野の研究は継続が必要であり、継続していきます。

今回の学会の特徴としては、主に北アルプスに存在する各診療所の代表者があつまり、意見・情報交換を行ったことではないかと思います。いまはIT技術が発達し、高地での診療所でもネットでの検索・連携が行える時代でもあり、これまで以上に各診療所間での連携が重要になってくると思います。

2年後は松本市で日本登山医学会がアジア太平洋国際登山医学会と合同で開催されます。今後も研究などをがんばっていきたいと思います。

高松はご存じ讃岐うどんが有名な場所です。 今回もいろいろおいしいうどんetcをいただいたほか、時間をみつけてプチ観光も行ってきました。しかし、遠かった…。

医局員 小林 信光 記

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